
入試全般
- Q. 入学時に情報に関する知識がそれほどなくても、大学での授業についていけるでしょうか?
- 情報学部入学後は、情報について非常にたくさんのことを学びます。情報学部での授業で、入学前までの知識が間違っていたり、不十分だったと皆さんが思うことが多々あると思います。情報に興味をもつとともに、入学後に情報に関する知識を積極的に吸収していく姿勢があれば、授業は大丈夫です。
- Q. コンピュータのことを特に詳しくない文系の学生でも大丈夫ですか?
- コンピュータについては、初歩から講義や演習でしっかりと教育するので大丈夫です。
- Q. 情報科学科の入試では、理科は物理を選択した方がいいですか?
- どちらかといえば、物理との関係が深いのは事実です。特定の科目 (物理)の学力が高いという必要はありません。物 (物理) にとらわれないことにより自由な角度から発想 (発明) が生まれる可能性もあります。得意な科目を選択していただいて結構です。
- Q. 人文系に興味がある学生でも、情報社会学科を受験してもよいのですか?
- はい、ぜひ受験してください。情報社会学科の教育・研究の1つの柱は、人文系の視点から情報社会のあり方を分析・考察・デザインすることですから、人文系に興味のある学生さんには是非とも入学してもらいたいと思います。
- Q. 理科系を中心に勉強をした人は、情報社会学科には不向きですか?
- そんなことはありません。情報社会学科では、人文的視点で捉えた社会システムの問題点を、理系的視点・技術に基づく情報システムによって解決することを目指していますので、理系センスを持った学生の入学も大歓迎です。
- Q. 専門高校からの入学者はいますか?
- います。情報学部では、専門高校からの入学を歓迎していますし、AO入試では専門高校のための定員枠を設けていますので、ぜひ受験してください。
- Q. どんな学習をしたら合格しますか?
- 大学入試だからといって、特別な問題を出す訳ではありません。センター試験や個別試験では、高校教育における基礎学力を問う問題を中心に出題されています。科目の如何にかかわらず、一つ一つ着実に基礎的な知識・考え方を身につけ、さらに応用力をつけていくことが重要だと思います。
AO入試
- Q. どんな人が出願できますか?
- 募集要項にある出願資格をみたす人なら誰でも出願できます。推薦入試には高等学校長の推薦が必要ですが、AO入試ではそれを必要としません。このウェブや募集要項の「求める学生像(アドミッション・ポリシー)」のいずれかにマッチするなと思った人は是非チャレンジしてください。なお情報科学科では一般および専門枠とも、出願できる人が現役生に限られていますが、情報社会学科にはそのような制限はなく、一般、専門枠とも、現役生にくわえて浪人生、高卒認定試験 (または大検) 合格者、社会人なども出願できます。
- Q. 専門枠を設けた理由は何でしょうか?
- 専門科高校生の中には情報学に関心や適性の高い生徒がいるのですが、普通科高校生とのカリキュラムの違いから、従来型入試で合格することは容易ではありませんでした。そこでAO入試では、意欲と能力のある専門科高校生に門戸をひろげるため、専門枠を設けることにしました。
- Q. 情報社会学科の「課題レポート」はどんなことを書けばいいのでしょうか?
- どんなことを書くか、という着眼と問題発見が第一の評価ポイントです。自分のセンスに自信をもってのぞみましょう。詳細は、AO入試学生募集要項とそれに添付されている課題レポートの書式をご覧ください。
- Q. 情報社会学科の提出書類にある「活動と体験の記録」には、どんなことを書けばいいのでしょうか?
- この書類はいわば「自己推薦書」の資料編のようなもので、これまでの学校内外での活動の記録、趣味、個性的な体験などを詳しく書いてもらうものです。
- Q. 情報科学科では、調査書の他に成績通信簿の提出が必要ですが、これにはどのような意味があるのですか? また成績通信簿の提出は任意になっていますが、提出しないために不利になるようなことはありませんか?
- 成績通信簿は面接の参考として用います。面接では皆さんの「素顔」をありのままに捉えたいと思っていますが、そのためにはできるだけ多くの資料が必要です。調査書の他に成績通信簿を加えたのはそのためで、これによって普段の活動状況など高校在学中の活動をよりきめ細かにそしてより多面的に評価できるものと考えています。ただし、あくまでも参考資料ですので、提出しないことによって不利になることはありません。
- Q. 面接に対してなにか準備が必要でしょうか? またどんな点が評価されるのでしょうか?
- 情報科学科
面接では提出書類等でアピールしている事柄に関する質問を通して、志望動機や熱意に加えて、論理的思考力や理解力、問題発見能力等を備えているかなど、情報科学科で学ぶことへの適性を総合的に評価します。したがって日頃、情報科学への興味や情報社会の様々な側面に関心を持ち問題意識を高めるような勉強・準備をして来てください。
情報社会学科
面接では志望動機や熱意に加えて、情報社会学科で学ぶために必要な理解力、洞察力、思考力等を備えているかどうかを見ます。日頃から新聞、テレビ、インターネット等を通じて、情報社会の様々な側面に関心を持ち、問題意識を高めるような勉強・準備をしてきてください。また課題図書の内容に関する口頭試問を行いますので、事前にしっかり読んで内容をよく理解し、内容に対する自分の考えを持って、面接に臨んでください。 課題図書名は募集要項で確認してください。
- Q. 資格をもっていると有利なのでしょうか?
- 特定の資格の有無が合否の条件になることはありません。情報学部が求める学生の関心や適性をはかるひとつの要素と考えてください。
- Q. AO入試で合格した場合、大学での勉学に心配はないでしょうか?
- 心配ありません。基礎学力を問う試験と面接を行い、受験生の基礎学力を判定するとともに、丁寧な書類選考と面接を通じて適性と意欲を見るのですから、合格者は十分な基礎学力と適性をそなえていると考えられます。入学前教育の教材を利用して復習をしたり、入学後の補習授業へも積極的に参加してください。
- Q. コンピューターの知識はAO入試で必ず必要ですか?
- 基本的には必要ありません。自己アピールの材料にはなるでしょうが、その他の活動や知識 (たとえばスポーツのクラブで活躍したとか、小説をたくさん読んだとか) と比べてことさら有利ということはありません。
- Q. 自己推薦書の項目「3 今まで行ってきた様々な活動や体験を踏まえた自分のアピールできる個性又は能力」に沿った「作品」の同封は認められますか?
- 原則的に同封は不可です。
- Q. 第2次選抜の面接で自己アピールの材料としてパソコン等を使用してもかまいませんか。また、面接会場には、プロジェクタまたは大型モニタはありますか?
- 面接に自己アピールの材料を持ち込んで頂いて結構です。ただし、面接・口頭試問の時間が例年約25分程度と限られていますので、ごく手短にできるものにしてください。また、面接での質疑応答の進み方によっては、その時間がないかもしれませんので、まず口頭でしっかりとアピールできるようにしてください。プロジェクタまたは大型モニタ等は使用することはできません。
推薦入試
- Q. AO入試と推薦入試の選抜方針の違いは何ですか?
- AO入試では学力のみにとらわれず、情報学分野への意欲や適性などを評価して多様な人物を選抜します。これに対して推薦入試では、高校生活の中で確かな学力と優れた人格を有すると評価された受験生の中から選抜します。
- Q. 学校あたりの応募人数に制限がありますか?
- 情報科学科では1校あたり1名、情報社会学科では1校あたり2名以内に限らせて頂きます。
- Q. 情報社会学科のミニ講義では、メモをとることは可能ですか?
- メモをとることができますので、筆記用具をお持ちください。用紙はこちらで当日配布します。
- Q. 面接ではどのような点を見るのでしょうか?
- 情報科学科
志望動機や熱意に加えて、情報科学科で学ぶのに必要な基礎的学力と論理的思考力や理解力、問題発見能力等を備えているかどうかを見ます。また、人柄やリーダーシップなど人格的な面も評価します。
情報社会学科
志望動機などに加えて、ミニ講義を素材とした面接を中心に行います。その際、情報社会学科で学ぶのに必要な理解力、洞察力、思考力 等を備えているかを見ます。また、リーダーシップなどの面も評価します。
- Q. 面接に向けて、どんな勉強・準備をしてきたらいいですか?
- 情報科学科
志望動機や熱意に加えて、必要な基礎的学力と論理的思考力や理解力、問題発見能力等を備えているかどうかを見ます。したがって日頃、情報社会の様々な側面に関心を持ち問題意識を高めると共に、数学を中心に基礎学力の向上を図ってください。
情報社会学科
志望動機や熱意に加えて、情報社会学科で学ぶために必要な理解力、洞察力、思考力等を備えているかどうかを見ます。日頃から新聞、テレビ、インターネット等を通じて、情報化社会の様々な側面に関心を持ち、問題意識を高めると同時に、高校の先生や友人などと情報化社会の具体的な問題についてディスカッションや意見交換をするなどして、自分の視野を広げ、考えを深めるような勉強・準備をしてきてください。
一般選抜
- Q. 情報科学科の個別試験には英語が含まれていますが、なぜでしょうか?
- 情報学の中には情報の発信、収集の技術を習得することが含まれます。すなわち、世界中の人々とのコミュニケーションが非常に重要な役割を占めます。従って、英語を課しています。
- Q. 情報科学科の後期日程は個別試験が数学だけですが、前期日程に比べて数学に強い学生を取りたいということですか?
- 後期日程の外国語に関してはセンター試験の配点を高くしています。前期に比べて、数学重視ということではありません。
- Q. 情報社会学科の小論文入試には情報の知識が必要ですか?
- 情報の知識というよりは、文章や資料を正確に読み取る力、また自分の考えを文章にまとめる力が重要です。
- Q. 小論文で差がつきますか?
- つきます。高校の先生に添削してもらって、書き方をしっかり練習してきてください。
情報科学科3年次編入試験
- Q. 専門学校 (専修学校専門課程) 生でも編入は可能でしょうか? また優遇される資格や単位認定を認めている資格など教えてください。
- 編入学試験には推薦と一般の2種類がありますが、専門学校の場合は一般に応募が可能です。
優遇される資格は特に定めていません。また“資格”により単位認定されることはありませんが、専門学校で単位取得した科目のうち情報科学科の1, 2年次の専門科目に相当するものは45単位を上限に審査の上認定します。
上記規定は将来変更されることがあります。
- Q. 現在4年制大学に在籍しています。3年次に情報科学科に編入したいと考えているのですが、推薦入試の方は基本的に今大学に入っている人は受けられないのですか?
- 4年制大学の皆さんは一般選抜のみです。
その他
- Q. 工学部システム工学科と情報学部情報科学科の違いがわかりません。
- おおまかに分類すると、システム工学科はハードウェア重視、情報科学科はソフトウェア重視です。養成しようとする人材が異なります。システム工学科で養成する人材は、コンピュータに関してはユーザであるが、情報科学科で養成する人材はコンピュータの専門家です。
また、卒業生が扱うことになるシステムが異なり、職種も異なります。すなわち、システム工学科で養成する人材は、環境システムや光電システムといった物理的な対象物を中心としたシステムを扱い、システムアナリストとして、それらのシステムを技術的側面から解析することになります。一方、情報科学科で養成する人材は、技術的側面に加え、人間・社会・文化的側面からもシステムを捉え、それらと共生しうる情報処理システムの構築に従事することになります。
したがって、両学科の教育研究においてコンピュータシステムの捉え方が異なります。システム工学科では環境システムおよび光電システムの解析・設計・評価の教育・研究を行い、その際に道具としてコンピュータシステムを扱います。一方、情報科学科では、コンピュータシステムの構築、マン・マシンインタフェース、コンピュータシステムによるメディア創出に関する教育研究を行い、常にコンピュータシステムが教育研究の中心になります。
- Q. カリキュラムの特徴は何ですか?
- 情報学という学問分野では、これまでの学問分野の枠組みにとらわれず、文科系の研究者と工学系の研究者が協力して「文工連携・融合」を推し進めることが重要であると我々は考えています。そのためカリキュラムについても、平成16年度から学科の枠にとらわれずに各学生が興味を持つ分野について学習することが可能な「プログラム制」を導入しました。
この制度では、(1) 情報技術の開発・設計 (CSプログラム) 、(2) 実社会の中で情報技術を活かすための情報システムの開発・運用 (ISプログラム) 、(3) 情報技術・情報システムに基づく新たな情報社会形成の考察・設計 (IDプログラム) をそれぞれ中核とするプログラムが提供されており、2年生進級時に、情報科学科は (1), (2) のプログラムのいずれかを、情報社会学科は (2), (3) のプログラムのいずれかを選択することになります。すなわち、工学系・文科系の両方に興味がある学生も、それぞれを高いレベルで極めたい学生も、どちらも満足できるカリキュラムを提供しています。
- Q. では、CSプログラム・IDプログラムを履修する学生は、それぞれ工学系・文科系の科目のみを履修することになるのでしょうか?
- いいえ。情報学部では、学部共通科目として全プログラムの学生が履修できる科目があり、これらは工学系・文科系の両方の内容を含んでいます。さらに、自分が所属しないプログラムの科目や、他学部の科目の単位を卒業単位に含めることができます (最大6単位) 。これにより、各人の興味に応じた幅広い分野の学習を行うことが可能になります。
- Q. 情報科学科ではソフトの教育が強調されていますが、電子回路関係の講義はないのですか?
- 電子材料や精密加工の講義は情報学部にはないですが、論理回路の基礎、演習、実験は重要な講義であり、その中でコンピュータの中核部分を自分で設計し、組み立て、試験することを行ないます。
- Q. 情報社会学科の就職先にマスコミはありますか?
- ターゲットとして狙う分野の一つです。マスコミ出身の教授がいるので、指導を受けられます。
- Q. 大学院への進学は多いのですか?
- 情報科学科は工学系学科ですので、修士進学率は約60~70%です。大手企業への就職も多く、就職先の企業からは、修士卒の学生は就職後に伸びる場合が多いという評価を受けています。 情報社会学科でも大学院へ進学すると、実際の企業や役所へのインターンシップの機会も増え、深く学ぶことができます。
- Q. 情報学部を卒業すると就職はどういうところに行けるのですか?
- どこの大学でもそうですが、ここに入ったら○○に行ける、ということはありません。しかしこれまで実績は、情報学部の卒業生が就職戦線で非常に有利であることを明らかに示しています。
情報科学科は企業からの人気が高く、コンピュータ関連企業を始め、多くの企業からソフトウエアやシステムエンジニアなどの求人(推薦依頼)が来ています。情報社会学科は、企業社会の情報化の流れに必要とされる能力を身につけていることが評価され、システムエンジニアをはじめ、マスメディア、商社、メーカー、公務員などさまざまな分野に就職しています。結果として、両学科ともこれまで毎年ほぼ100%の就職率を誇っています。
- Q. パソコン購入時に、自分が希望する機種を選べないのは何故?
- 授業では様々なソフトウェアを使います。その際、同じOS(Windows)でも、機種・環境が異なれば、ソフトウェアの設定が異なることがあり、一斉授業に支障が発生することがあります。したがって、同じパソコンを揃えてもらうことになっています。また、共同購入しますので、店頭で買うよりも安くなっています。その他、代替機も用意していますので、故障したときのサポートもあります。
なお、共同購入せず、既に所有しているパソコンを入学後も引き続き使用したい場合は、入学後、すぐに連絡してください。ただし、この場合は、故障したときの対応は、各自の責任で行なってもらいます。代替機の貸し出しはしません。
- Q. インターネットなどのネットワークに興味がありネットワークや、そのセキュリティなどに関して勉強したいと思っています。将来はエンジニアになりたいと考えています。これらのことを静大の情報科学科で学ぶことはできますか?
- ネットワークおよびそのセキュリティの問題は本学部における教育内容の柱の一つになっていますので、あなたの関心には適合した学科であると思います。
- Q. 資格の取れる大学・学部を探しています。静大情報学部ではどんな資格がとれますか?
- 情報学部では、両学科とも「高等学校教諭一種免許状 (情報)」の教職免許が取得できます。 なお、これ以外に情報学部で取得できる資格は、情報社会学科の「学芸員」と「社会調査士」(IDプログラム)です。これ以外にも、両学科とも、情報処理技術者試験 (基本情報技術者、システムアドミニストレータ、ソフトウェア開発技術者など) の受験を奨励しており、毎年多くの学生がこの資格を取得しています。
- Q. 情報学部に在学しながら教育学は学べるのでしょうか?
- 情報学部では、高校の新教科「情報」の教員免許 (「高等学校教諭一種免許状 (情報) 」) が取得できます。新入学者は情報教員免許の取得が可能となります。当然、取得に必要な教育学関連科目はすべて開講されます。
- Q. 受験を考えていますが、「情報学部」がよくわかりません。「情報」って何ですか? 「情報学」とは何をする学問ですか?
- この課題は情報学部がこれから常に考えながら、教育・研究をしていくことになるものです。学生さんがこの学部で四年間学んでいった時、「情報」に対する彼らなりの考え方が形作られ、そのことが「情報学」という学問を進めていくことになるでしょう。情報学という学問が確立するまで情報学部の設立を待ってはいられない、それほど緊急であるということが現代社会において「情報」が持つ重要性を表しています。
- Q. 学部共通科目は情報科学科にも関係あるものなので、理系要素が強くないかどうか気になります。私はあまり理系科目に強くないので、もし入学できたとしても、ついていけるかどうか心配です。やはり『文工融合』のためには数学が得意でないと無理なのでしょうか?
- 情報社会学科に合格できるくらいの力があれば、十分授業にはついていけると思います。