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大学院教育改革支援プログラム(略称大学院GP)
文部科学省 平成20年度大学院教育改革支援プログラム
マニフェストに基づく実践的IT人材の育成
4)事業評価のために
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アドバイザリー会議
アドバイザリー会議は、本GP事業の教育実践にあたり、外部からの評価・助言・支援を得るために設置しました。情報学部客員教員を中心に、企業・大学などの有識者によって構成されています。このアドバイザリー会議は、「マニフェストに基づく実践的IT人材育成」プログラムの計画・推進のPDCAサイクルの重要な役割を担っています。
アドバイザリー会議による総括
大学院教育の方向性について
1. 本大学院GP事業では、五力人材の育成を宣言しているが、企業の人材育成の立場から考えても、これを達成するには非常に長い期間を必要とする。大学においても、企業においても、自分自身で課題の発見、目標設定、計画の立案、問題の解決能力・突破力が非常に重要である。学生には「勉強」ではなく、勉強の方法、考えることなど、勉強の根底になることを身につけることが重要である
2. 大学院教育には、社会に役立つという観点、ビジネス的な観点も大事である。教育の場で、社会との接点をもっと作って、学生自身が大学と社会との関係で自分の学習・研究を考えることができることが重要である
3. 一方で、大学においては、成功の確率の低い研究から価値の高い発見をすることも非常に重要で、挑戦的な視点も必要である
4. 本大学院GPのプロジェクト名にある「マニフェスに基づく」は、方法としては非常に良い方法であった。これまでの3年間は、研究科マニフェストを中心に進められていたが、今後は学生マニフェストを中心にして大学院教育を行っていけば、大きな成果が期待できよう
5. 学生が修了する際に、学生が大学院で学んだことは、その後に社会で学ぶことに比べると小さい部分にしか過ぎないということ、修了後にさらに学ぶ姿勢が大切であることをしっかりと伝えて欲しい
大学院教育の方向性について
1. 大学院教育において修士研究は非常に重要で、研究を進める上で困難に遭遇し、それに打ち勝った経験は、大学院終了後には大きな力にあるであろう
2. 修士研究においては、研究の導入部を考えるのは非常に重要であるが、時間はかかっても、教員でなく、学生が自分自身で考えるべき。最初から教員が与えるのではなく、ある程度題材を与えて学生たちが持ってきたものを、一緒に育てていく。そんな教育が重要である
3. 学生自分自身の研究テーマは、大きな研究テーマ全体にどのように位置づけられるか、常に意識して研究を行うことが重要である
4. 企業・社会を対象とする研究は非常に興味深い。研究指導も難しいと思われるが、企業・社会へ自分自身の研究がどのように寄与できたかについては、もっと客観的事実で裏付けて説得力をあげることが重要である
5. 一方で、企業・社会を直接の対象とする研究を、失敗をおそれずどんどんと進めることも重要で、これらの学生はむしろ実際の社会で有用な人材となろう
6. 自分自身の研究に関して、専門分野の違う人にも理解してもらうことは非常に重要である。そのためにも、必要な前提・仮説・用語の定義や、類似の研究との比較が明確にできるように教育してほしい
7. 修論発表会は年に一度の最も重要なイベントである。研究科の教員・学生が全員集まっている場で、修論研究の総括や今後の方向性の示唆を研究科長が行うことが必要である
平成22年度の活動
アドバイザリー会議
平成23年2月21日・22日、於:静岡大学情報学部
平成22年度修士研究発表会にて、発表学生と質疑応答
発表会終了後、教員と修士研究や修士課程における教育・研究について活発に意見交換
「大学院GP修了生アンケート」(平成23年2月16日実施)の中間集計結果の報告(アドバイザリー会議2日目)
平成21年度の活動
第2回アドバイザリー会議
平成22年3月8日、於:静岡大学情報学部
・下記の6つの議題についてアドバイザリー委員へ説明後、意見交換
1)平成20年度・21年度のGP事業の取組み説明
2)平成20年度・21年度の博士課程の実績
3)平成21年度後期授業アンケートの結果
4)学生マニフェストへのアドバイスの試み
5)その他
第1回アドバイザリー会議
平成22年2月22日・23日、於:静岡大学情報学部
・平成21年度修士研究発表会にて、発表学生と質疑応答
・発表会終了後、教員と、修士研究や修士課程における
教育・研究について活発に意見交換
平成20年度の活動
第2回アドバイザリー会議
平成21年3月17日、於:静岡大学情報学部
・修士課程CSプログラム/博士課程のマニフェストについて意見交換
・アドバイザリー委員からの意見
第1回アドバイザリー会議
平成21年2月17日・18日、於:静岡大学情報学部
・H20年度修士研究発表会にて学生と質問・意見を交換
・発表会終了後、教員と「情報学研究科における教育」「修士研究のあり方」について活発な意見交換
GPフォーラム
本研究科では、毎年1度、本事業における各種の取組みやその成果を教員だけでなく学生も発表し、学外の方々もお呼びする公開のフォーラムを開催しています。そのフォーラムでは、教育改革の方向性について外部有識者の先生に基調講演を頂くとともに、アドバイザリー委員の方にも達成度について評価して頂き、貴重なアドバイスを頂いています。
平成22年度の活動
文部科学省大学院教育改革支援プログラム 『マニフェストに基づく実践的IT人材の育成』フォーラム
平成23年1月24日 14時~17時30分 ホテルオークラアクトシティ浜松
・東北大学電気通信研究所 白鳥則男客員教授・情報処理学会会長『二十一世紀の情報科学 ―心に木を植える―』
・情報学研究科教員の取組みの説明
・学生の取組み報告
・アドバイザリー委員の講評
平成21年度の活動
文部科学省大学院教育改革支援プログラム 『マニフェストに基づく実践的IT人材の育成』フォーラム
平成22年3月8日 14時~17時15分 ホテルオークラアクトシティ浜松
・横浜国立大学大学院 有澤博教授 招待講演:『医療・福祉と情報工学の連携融合分野で活躍できる先進的な人材育成の試み』
・情報学研究科教員の取組みの説明
・学生の取組み報告
・国内外インターンシップ受け入れ先教員・アドバイザリー委員の講評
平成20年度の活動
文部科学省大学院教育改革支援プログラム 『マニフェストに基づく実践的IT人材の育成』フォーラム
平成21年3月17日 14時~18時 浜松名鉄ホテル
・筑波大学大学院 北川博之教授 招待講演:『筑波大学CS専攻における高度IT人材育成のための取組み』
・取組みの概要説明、成果報告、学生報告
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