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大学院教育改革支援プログラム(略称大学院GP)
文部科学省 平成20年度大学院教育改革支援プログラム
マニフェストに基づく実践的IT人材の育成
3)取組の様子
| トップページ | 1)取組概要 | 2)マニフェスト | 3)取組の様子 | 4)事業の評価のために |
ITソリューション室
情報学研究科・情報学部で行われている『学生主体活動』のうちで、中核をなすのが『ITソリューション室』の活動です。ここでは、リサーチアシスタント(博士課程学生、以下RAと記す)とジュニアリサーチアシスタント(修士課程学生、以下JRAと記す)が中心となり、院生が集まり学部生も参加して、お互いの研究内容の紹介や抱えている問題点を議論するなどの活動を行っています。
◆RRシェア支援 | 高度ITスキルの共有 大学院での研究上必要となるスキルの共有 横(同学年)の交流、縦(学年間)の交流 |
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研究室情報の共有 各研究室に蓄積された知識(ノウハウ)の共有 コラボレーションで生まれるアイディアの育成 |
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研究室横断学生プロジェクトの推進・支援 研究室の枠にとらわれないプロジェクトを推進 |
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◆RRシェア支援 | 学生ノートPC相談 学部推奨機種の故障相談対応 自主勉強会 |
テクノフェスタへの参加 「テクノフェスタ」に地域貢献の一環として参加 |
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ITスキルアップセミナー 研究や運営に必要なITスキルを指導 |
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PC活用Tipsの共有 学部全体に効果的なPC利用法を広報・指導 |
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◆DCデザイン支援 | 動画コンテンツの作成支援 |
ディレクティングの指導 動画作成技法全般の共有と向上 |
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コンテンツオーサリングの請負 情報学部Webへの掲載動画を作成 |
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◆秋・春の研究所見学ツアー | 川崎市の(株)富士通研究所を訪問(平成22年9月) けいはんな学研都市の(株)国際電気基礎通信研究所を訪問(平成22年2月) 研究者による研究成果・キャリア形成の発表 研究者と参加学生で意見交換 |
国内外インターンシップ
目的 | 国内外における研修を通じて、キャリアデザイン力・国際適応力・研究力などを高める。 |
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対象 | ・大学院情報学研究科情報学専攻(修士課程1・2年生) ・大学院自然科学系教育部 情報科学専攻(博士課程1・2年生) |
募集時期 | 第1回 10月、第2回 12月、第3回 2月 |
派遣人数 | 平成22年度 M 13名、D1 1名 平成21年度 M 15名、D1 1名 平成20年度 M 8名、D1 1名 |
派遣先 | 国内 神戸大学、人と防災未来センター、東北大学、日本システムクリエイター、愛媛大学、産業技術総合研究所、立命館大学、公立はこだて未来大学、豊橋科学技術大学 海外 University of California, Berkeley(アメリカ)、Valley Campus Inc.(アメリカ)、Institute for Infocomm Research (I²R)(シンガポール)、時事日本語学院(韓国)、ブルゴーニュ大学(フランス)、ロンドン富士通研究所(英国)、大真大学(韓国)、トリノ大学(イタリア)、タマサート大学(タイ)、University of Washington(アメリカ)、North Carolina State University(アメリカ)、ナンヤンポリテクニック(シンガポール)、ウクライナ国立科学アカデミー(ウクライナ)、Hitachi Data Systems(アメリカ) |
派遣期間 | 国内: 数日~2週間、 国外:1週間~3ヶ月 |
経費補助 | 往復交通費+滞在費(宿泊費)の実費 |
ある学生のインターンシップ経験(事例1)
<トリノ大学(イタリア)>
(期間:2010/2/20~3/21)
1.受け入れ先研究室の研究内容や活動内容を知り、自身の研究室と比較をすることで、研究・教育組織としての研究室のあり方を考える。
2.自身の研究内容と結び付く、新しい具体的な手法や方法論を学ぶ。
3.海外の教授や研究室メンバーとのコミュニケーションやディスカッションを通して、日常会話だけでなく、専門分野に関するディスカッションを行える程度の英会話能力を身に付ける。
第1週目 |
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研究室のメンバーと顔合わせ、自分自身の研究発表 研究・勉強のテーマ・方法についての打ち合わせ 研修開始 |
第2週目 |
派遣先研究室の教授とのディスカッション(2回/週) |
第3週目 |
派遣先研究室の教授とのディスカッション(2回/週) トリノ大学のあり方・派遣先研究室の研究全体の説明を受ける |
第4週目 |
派遣先研究室の教授とのディスカッション(2回/週) 派遣先研究室の手法を会得、プログラム実装のためのアルゴリズムの構築 |
学生の感想 |
研究を発展させる上で、新しい手法も学べ、密度の濃い研究ができた。今後の国際会議での発表につなげることができそう。 1ヶ月という短い期間であったが、非常に専門的なディスカッションが英語ででき、得難い経験ができた。 |
ある学生達のインターンシップ経験(事例2)
第1週目(2009/2/23~3/1) |
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VCI、M2M、JNIB、シリコンバレーについて 会社見学&訪問(Google、apple、ajile、NeuroSky) スタンフォード大学 ネットワーク工事、JTPA |
第2週目(3/2~3/8) |
シリコンバレーでのベンチャー企業方法等 デモ開発、Personal Web System社訪問 サンタクララ大学、SVMF |
第3週目(3/9~3/14) |
デモ開発、オラクル訪問、まとめ |
企業訪問に当たっては彼ら自身がアポをとる |
学生の感想 |
アイディアとそれを実現するスピードが大事 大学の存在の考え方の違い:学術面だけでなく、実学を学ぶ |
新入生合宿研修
大学院新入生全員が参加する「新入生合宿研修」を実施しています。この合宿研修は、新入生に「自分自身のキャリアデザイン」について考える機会を提供するとともに、教員のアドバイスの下でRA・JRAの諸君がグループで企画・実施するイベントです。
平成21年は、4月25日・26日に、愛知県民の森(愛知県新城市)で行いました。社会人博士課程院生の講演「会社生活から想う大学院時代に身につけたいこと」(土田正士氏・株式会社日立製作所ソフトウエア事業部先端情報システム研究開発部担当部長)、「夢を実現する!ベンチャービジネスを目指して」(生田善久氏・株式会社デュース・テクノロジーズ代表取締役)や、「キャリアデザインを考える」(大島純・情報学部教授)の講演などを元にして、新入生自身は自分自身のやりたい仕事や研究を考え、自分なりのマニフェストづくりを試みました。また、新入生と上級生、新入生同士の親睦もたいへん進みました。
平成22年も、4月24日・25日に愛知県民の森において、「新入生合宿研修」を開催しました。平成22年の研修では、社会人大学院生の講演に代えて、学生マニフェストの作成のために講演会と作業時間をとりました。その後、学生諸君に自分自身が作成した学生マニフェストについて発表してもらい、学生マニフェストの共通理解を深めました。学生諸君には、この後、おりにふれて自分自身の学生マニフェストについて考え、見直してもらい、自分自身の将来設計や、学習・研究の指針としてもらうこととなります。
平成22年度の新入生合宿研修
平成22年4月24日、25日 愛知県民の森(モリトピア愛知)
1)オープニング(司会 M2学生)
2)開会挨拶(研究科長、合宿リーダー M2学生)
3)講演(司会 JRA)
・マニフェストに基づく実践的IT 人材の育成について
・マニフェスト設計編 みんなのマニフェスト~五力をのばすために~
・キャリアデザインを考える
・SEの実態
4)マニフェスト作成・フリーディスカッション
5)クロージング(司会 D3学生)
平成21年度の新入生合宿研修
平成21年4月25日、26日 愛知県民の森(モリトピア愛知)
1)オープニング(司会 D1学生)
2)開会挨拶(研究科長、合宿リーダー D2学生)
3)講演(司会 JRA)
4)マニフェスト作成・フリーディスカッション
5)クロージング(司会 D1学生)
GP講演会・セミナー
大学院生たちの教育・研究、および自分自身のキャリア設計のために、積極的に国内外からワールドクラスの研究者を招き、講演会やセミナーを開催しています。講演会・セミナーは日本語だけでなく、英語で行われており、英語によるディスカッション・コミュニケーションの良い機会を提供しています。
平成22年度の活動
平成22年12月9日
九州大学 牛島和夫名誉教授
情報専門教育50年
平成22年10月4日
平成22年度創造科学技術大学院研究フォーラム
コンピュータ化社会の未来−ネットワーク,エネルギー,ロボット−
平成22年7月5日
株式会社てっくてっく 吉田光男社長
開発運営を続ける楽しさ ~ニュース検索サイト CEEK.JP NEWS の開発を通じて
平成22年6月22日
コメニウス大学(スロバキア共和国) ヨゼフ・ムラデク教授
Family Behaviour of the Japanese and Slovak Populations: Similarities and Differences
平成21年度の活動
平成22年2月9日
会津里花氏、大畑智矢氏
それぞれの性を大切に
平成21年11月30日
オーストラリア・ウーロンゴン大学 Minjie Zhang教授
Challenges and solutions for agent negotiation in complex environments
平成21年11月27日
福岡工業大学 バロリ教授
Wireless Networking: Challenges and Future Applications
平成21年11月12日
東北大学 白鳥則郎教授
グリーン指向ネットワーク管理フレームワーク
平成21年6月19日
MIT Marvin Minsky教授
コンピュータ科学の未来
平成20年度の活動
平成21年3月2日
中国・清華大学 顧朝林教授
Mega Regional Planning for Urban Agglomerations in the Yangtze River Delta
平成20年11月25日
Institute for Infocomm Research Winston Seah教授
Wireless Sensor Networks Powered by Ambient Energy Harvesting
TA(ティーチングアシスタント)研修会
『五力人材の育成』を目指す本研究科の大学院生教育において、最も重要な経験の一つがTA経験です。当初、TA経験は『キャリアデザイン力』『組織運営力』に生かせるのではないか、と私たちは考えていました。そのため、「大学院生をTAに採用すること」を私たちのGPプロジェクトの大きな柱としています。そして、本研究科は静大大学教育センターと共催で、『TA研修会―TAとつくる情報系授業―』を平成21年9月29日に、『TA研修会―TAと共に作るTA読本』を平成22年28日に実施しました。 研修会では、大学教育センター教員、情報学部教員からの報告を元に、参加者からの意見・質問、院生諸君のグループワークを行いました。この議論によって、TA経験は、『キャリアデザイン力』『組織運営力』という二つの力の育成だけでなく、『基礎学力』はもちろんのこと『研究力』の育成にも重要な経験となることがわかりました。
TA研修会 TAと共に作るTA読本(平成22年度)
日時 | 9月28日(火) 13:00~15:10 |
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対象 | TA付授業担当教員 TA経験者・TA予定の大学院生・学部生 |
内容 | ティーチングアシスタントの役割 大学教育センター 佐藤 龍子 ティーチングアシスタントとつくる情報系授業 -teacher よりも coach であれ- 情報学部情報科学科 太田 剛 TA読本をつくろう(グループワーク) 大学教育センター 須藤 智 |
TA研修会 TAとつくる情報系授業(平成21年度)
日時 | 9月29日(火) 13:00~15:10 |
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対象 | TA付授業担当教員 TA経験者・TA予定の大学院生・学部生 |
内容 | ティーチングアシスタントの役割 大学教育センター 佐藤 龍子 ティーチングアシスタントとつくる情報系授業 情報学部情報科学科 小西 達裕 ティーチングとは何か(グループワーク) |
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