杉山 岳弘
研究概要
杉山岳弘研究室では、コミュニケーション分析とコンテンツ・デザインの研究室です。フィールドに赴いて会話等の情報を収集し、情報の流れを記述してパターンを抽出し、パターンが駆動するように関係するコンテンツをデザインします。具体的には、博物館のガイド支援、地域情報資源のコンテンツ化、Webデザイン、映像制作など、コンテンツを中心に幅広く研究活動しています。
コンテンツ中心のサービスのデザイン
人がコンテンツを扱う知的活動において、そこで行われているコミュニケーションを分析して、知的活動を支援する情報サービスのデザインを行っています。例えば、観光地を推薦するコンシェルジュを支援するシステムでは、ユーザの多様な要求に応じてコンテンツを検索し、最適な観光地を見つけられるようサービスをデザインします。
博物館におけるインタプリテーション支援
ガイド技法の一つであるインタプリテーションを博物館で実施するための、ボランティアのガイドを支援する研究です。インタプリテーションは、来館者に合わせてガイドのシナリオを組み立て、ガイドを通してメッセージを伝える技法です。ガイドの収蔵品に関する学習、シナリオの組み立て、展示の情報提示を支援します。
地域の情報資源のコンテンツ化
地域における、文化や歴史などの情報としての資源を収集して、記述してコンテンツ化する研究を行っています。明確に記述すべき情報が決まっていない対象に対して、如何にして正確に記録して、広く活用できるように対象の構造を設計するかが重要となります。
教員/研究室の独自ページ
取材・撮影風景
浜松おまつり暦(Webカレンダー)
インタプリテーション・フィールド調査