2018.08.30狩野研究室の精神疾患自動診断支援研究(JST CREST)が科学雑誌Newtonで紹介されました
お知らせ詳細
うつ病、統合失調症、認知症などの精神疾患の診断や治療は「言葉」を通じて行われます。正しい診断や治療のためには患者さんの言葉を丁寧に理解し症状の特徴を取り出す必要がありますが、客観的に評価したり数値化したりすることが困難でした。本研究では、自然言語処理という人間の言葉をコンピュータに処理させる技術を利用して、症状を数値化することで疾患への理解を深め、予防や早期発見などの技術開発につなげることを目指します。
この研究は、科学技術振興機構CREST「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」(総括代表 栄藤稔)の平成28年度採択課題「自然言語処理による心の病の理解:未病で精神疾患を防ぐ」(研究代表岸本泰士郎)の一環として行われる研究です。
狩野研究室は主たる共同研究者チームとして、自然言語処理による分析・推定を担当しています。
科学雑誌Newton
http://www.newtonpress.co.jp/newton.html
2018年10月号「AIドクターが命を救う【試し読み】人工知能は医療をどう変えるか?」
http://www.newtonpress.co.jp/dcms_media/image/newton1810_040-041.jpg
UNDERPINプロジェクト http://www.i2lab.jp/underpin/
狩野准教授 http://kanolab.net/kano/index.ja.html
狩野研究室 http://kanolab.net/index.ja.html