3プログラム制
静岡大学情報学部では、平成16年度からプログラム制を導入しています。このプログラム制は、「文工連携・融合」のより一層の充実を図ると同時に、体系的な知識やスキルの習得を促すことを目標としています。
プログラム
次の三つのプログラムがあります。
計算機科学プログラム (CS:Computer Science) |
情報技術の開発と設計について学びます。 |
情報システムプログラム (IS:Information Systems) |
実社会の中で情報技術を活かすために情報システムの設計開発と運用について学びます。 |
情報社会デザインプログラム (ID:Information Society Design) |
情報技術や情報システムに基づく新たな情報社会形成の考案と設計について学びます。 |
情報学部に入学した学生は、2年次以降、一つのプログラムを選択して履修します。 情報科学科の学生はCSプログラムまたはISプログラム、情報社会学科の学生はISプログラムまたはIDプログラムのいずれか一方を選択することができます。
プログラム制の教育目標
静岡大学情報学部では、全てのプログラムに共通する“プログラム制の教育目標”と、各プログラム固有の“プログラムの教育目標”を掲げています。
プログラム制の教育目標は、次の二つの項目から構成されています。
1. 論理的思考能力、理解力、表現力、問題発見能力、および問題解決に向けての実践力を総合的に養い、新しい学問分野である「情報学」の発展に貢献できる基礎的能力を養成します。
2. 高度な技術と見識を持った職業人として、高度情報化・グローバル化する地域社会に貢献できる能力を養成します。
オプショナルプログラム
卒業に必要な単位のほかに、さらに必要な授業科目を履修することによって、教員免許状のほか、学芸員資格や社会調査士資格を取得することができます。また、TOEIC対策に有効な実用英語プログラムもあります。
教員免許状「情報」(高等学校第一種)取得プログラム
「情報」の教員免許状は、高等学校で教科「情報」を担当するための資格です。「教職に関する科目」、「教科に関する科目」、「教職または教科に関する科目」を履修し、さらに二~三週間にわたる教育実習を修了することによって、教員免許状を取得することができます。
学芸員 資格取得プログラム(情報社会学科)
情報社会学科における学芸員資格取得プログラムでは、コンピュータ・情報学関連の専門性を磨き、さらに歴史や考古学などの専門分野も学ぶことができます。
博物館の学芸員の道はもとより、公民館、図書館などの生涯学習機関や、企業における広報の企画立案・展示設計コンサルタント、また博物館学の研究者などの道に進むことが可能です。
社会調査士 資格取得プログラム(情報社会学科)
多極化・複雑化する社会問題の解決のために、世論や市場動向など社会情勢を的確にとらえる「調査の専門家」が社会調査士です。
情報社会学科の所定の授業科目を履修し、卒業時に認定機関に届け出ることによって、社会調査士の資格を取得することができます。