原田 伸一朗
研究概要
法学および図書館情報学を専攻してきた経歴を活かし、「法」と「情報」が交錯する領域を研究対象にしています。規範を追究する学問である法学と、情報・知識・メディアを分析・構築する情報学の視角をミックスすることで、情報社会のデザイン、特にコンテンツや情報技術に対する「規制」や権利のあり方を、学際的に探究することを目標としています。また、情報公開・個人情報保護制度や公共図書館など、「情報社会の知的インフラ」を支える社会活動にも携わっております。
ヴァーチャリティ法学
ヴァーチャルなもの、すなわち、現実ではないが現実のように機能するものに、「法」はいかに対峙するかを研究しています。例えば、VTuberなどアバターの人格権や、メタバースのルールメイキングについて研究しています。
ロボット・AI法学
ロボット・AIが自律的に作動し、擬似的な「人格」を持っているとみなせるまでに進化した場合、その法主体性や責任をどのように位置づけるか、ロボット・AIの社会実装に関わる倫理的・法的・社会的課題について研究しています。
キャラクター・コンテンツ法学
日本発のマンガ・アニメ・ゲームを中心としたキャラクター・コンテンツに関わる法的規制や知的財産権について研究しています。特にマンガなどに対する表現規制や、キャラクターの二次創作・改変について新視点の論稿を発表しています。
バーチャルハチ公前にて