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情報社会学科の丸山友美講師が日本映像学会「第11回ドキュメンタリードラマ研究会」に登壇
情報社会学科の丸山友美講師が,日本映像学会第11回ドキュメンタリードラマ研究会に登壇します。
演出を手掛けられた一木さんをお招きして,直接お話を伺います。
どなたでも無料でご参加いただけます。
第11回ドキュメンタリードラマ研究会
テーマ:史実と創作のはざまを、ドラマ「アナウンサーたちの戦争」を例に問う
日時: 2025年2月15日(土)13:00〜17:45
会場:専修大学 神田校舎 10号館 8階 10082教室
内容
2025年は、日本でラジオ放送が開始して100年、また終戦から80年の節目となる。第11回研究会では、戦時中のラジオ放送とそれを担ったアナウンサーたちの苦悩と葛藤について事実をもとにドラマ化した『アナウンサーたちの戦争』(NHK)を取り上げる。本作を鑑賞後、演出の一木正恵氏から本作品の意図や制作秘話、戦時中の事実とドラマとしての劇的な要素をどのように考え整理し、構成、演出をしていったのかなどを伺う。
13:00 『アナウンサーたちの戦争』鑑賞
15:00 講演 一木正恵氏(演出)
16:15 ディスカッション
コメンテーター 藤田真文氏(法政大学)
司会 丸山友美会員(静岡大学)
17:45 終了予定(18時まで延長の可能性あり)
長時間になりますので、途中入退室可能です。
会場にて飲食可能です。
登壇者紹介
一木正恵
NHK大阪放送局ドラマ担当チーフディレクター。北海道出身、お茶の水女子大学卒業後1993年NHK入局。主な演出作品に、大河ドラマ『義経』(05年)、『天地人』(09年)、『八重の桜』(13年)、『いだてん』(19年)、連続テレビ小説『どんど晴れ』(07年)、『ゲゲゲの女房』(10年)、『まれ』(15年)。『おかえりモネ』(21年)ではチーフ演出を務める。他、ドラマ10『幸運なひと』(23年)、NHKスペシャル『アナウンサーたちの戦争』(23年)はのち劇場版公開。2024年は朝ドラ『まれ』演出として能登半島報道や番組に関わり、土屋太鳳さんら当時の出演者たちと支援番組『まれたび』を制作放送。2025年1月20日より、チーフ演出を務めた夜ドラ『バニラな毎日』が放送中。
藤田真文
法政大学社会学部メディア社会学科教授。 専門は、テレビドラマの物語論的分析、ニュースの言説分析。著書に『テレビドラマ研究の教科書ーージェンダー・家族・都市』(青弓社、2024年)、『ギフト、再配達ーーテレビ・テクスト分析入門』(せりか書房、2006年)がある。編著に『メディアの卒論ーーテーマ・方法・実際[第2版]』(ミネルヴァ書房、2016年)、共編著に『メディアが震えたーーテレビ・ラジオと東日本大震災』(東京大学出版会、2013)など多数ある。
丸山友美
静岡大学学術院情報学領域専任講師。専門は、メディア文化論、メディア社会学。著書に『日本の初期テレビドキュメンタリー史』(青弓社,2023年)がある。分担執筆に、『テレビの民俗誌(仮)』(ナカニシヤ出版,近刊),丹羽美之編『NNNドキュメント・クロニクル 1970-2019』(東京大学出版会,2020 年)などがある。
問い合わせ:docudoraeizo@gmail.com (杉田)