2016.09.09静大OBでMinsky-AI研究所のHeikkiさんの講演会を開催(9/12(月)15時@情27)
お知らせ詳細
ヘイキさんをお招きし、情報学研究交流会を開催します。
現在の日本のAIブームが偏っていることを知る絶好のチャンスです!
ヘイキさんは2010年静岡大学情報学研究科修了、後ハーバード大学
フェローを経て、現在Minsky Institute for Artificial Intelligence所属。
Marvin Minskyと長年共同研究をし、その伝統を受継ごうとする。
現在、人間の多面的な問題解決能力の計算モデルの研究に従事。
1)人間が普段に意識しないコモンセンスを使った問題解決と
2)人間が異なった意見・知識・考え方を持った他者とやり取りする
場面においての問題解決とを統合するモデルによって生まれた
知識表現を、内省的な問題探知・修復プロセスと組み合わせることに
よって、複雑な実世界に機能するシステムの開発を目指しています。
交流会では、ヘイキさんが現在取り組んでいる研究と、ミンスキー先生に
ついての思い出を、竹林教員と語っていただきます。
特に、個人体験から見えてきたコモンセンスの複雑さと面白さ。
異文化体験についての興味深い話が聞けると思います。
奮ってご参加ください。
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第30回情報学研究交流会
日時: 平成28年9月12日(月)15:00~17:00
場所: 情報学部 2号館 2階 情27教室
共催: 人工知能学会コモンセンス知識と情動研究会
テーマ: コモンセンス知識による問題解決(Minsky博士を偲んで)
今年1月に急逝された Marvin Minsky 博士の最後の弟子の一人である
Ruuska Heikki 氏をお招きし、コモンセンス知識に基づく問題解決
システム及び Minsky 博士との研究生活について講演いただき、
コモンセンス研究の将来を議論します。
15:00-16:00
(招待講演) The Emotion Machine と Minsky 博士(仮)
Ruuska Heikki(MIT Minsky Institute for Artificial Intelligence)
16:00-16:30
Minsky先生の研究を継承:人工知能研究のこれから
竹林洋一(静岡大学)
16:30-17:00
ディスカッション