2022.08.30情報学部の教育プログラムが文科省「数理・DS・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定
お知らせ詳細
(認定の有効期限:令和9年3月31日まで)
▶文科省「数理・DS・AI 教育プログラム認定制度」について
文部科学省の「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム認定制度」は、「学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、それを適切に理解し活用する基礎的な能力(リテラシーレベル)や、課題を解決するための実践的な能力(応用基礎レベル)を育成するため、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程(教育プログラム)を文部科学大臣が認定及び選定して奨励する」ものです(文部科学省HP)。リテラシーレベルの認定は令和3年度から、応用基礎レベルの認定は今年度からそれぞれ開始され、静岡大学は両レベルの認定を開始年度に受けることができました。
※文部科学省HP(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/suuri_datascience_ai/1413155_00011.htm)
▶情報学部の「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム」について
情報学部の「数理・データサイエンス・AI 教育プログラム」は、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムが策定した応用基礎レベルの学習内容をカバーし、基礎力から実践的応用力までを身につけさせることを目的としています。本教育プログラムの特色は以下の3点です。
①情報科学科(コンピュータサイエンス系)、行動情報学科(データサイエンス系)、情報社会学科(文系情報学系)の全ての学科の学生に、それぞれの指向に適した数理・データサイエンス・AIの応用基礎レベルの学習を行う多様な科目を提供していること。
②学生が自らの指向に応じた科目選択のもとで修了できるよう、3通りの修了要件を定めていること。
③アクティブラーニング・課題解決型授業の手法を多くの科目で取り入れていること。
これらの特色を生かし、理工系から文科系まで幅広い分野の学生が、それぞれの興味関心や希望する将来像に沿った知識やスキルを身につけられるようにしています。
※プログラム案内HP(https://www.inf.shizuoka.ac.jp/approach/MDSAI/)
▶情報系学部における応用基礎レベルの認定状況
情報系学部を持つ全国67大学のうち、応用基礎レベルの認定を受けた大学は12大学のみです(うち大学単位の認定は2、学部単位の認定は10)。また、本学部の情報社会学科と同じような文系学科を持つ34の情報系学部のうち、応用基礎レベルの認定を受けた学部は4学部のみです(うち大学単位の認定は1、学部単位の認定は3)。
これらのデータから、本学情報学部が全国の情報系学部の中でも優れた数理・データサイエンス・AI教育を行っていること、とりわけ文系学科の学生を対象とする同分野の教育において先進的な取り組みを行っていることがご理解いただけるかと思います。