2022.11.02情報処理学会DICOMO2022で情報科学科4年 佐藤君(峰野研)が優秀論文賞を受賞
お知らせ詳細
2022年7月13日-15日にオンラインで開催され過去最高の参加登録数となった情報処理学会「マルチメディア、分散、協調モバイル(DICOMO2022)シンポジウム」にて、情報科学科4年 佐藤弘毅君(峰野研究室)が「優秀論文賞」を受賞しました。(https://dicomo.org/commendation/)
受賞した研究論文は以下の通りです。
●DICOMO2022 優秀論文賞 (https://dicomo.org/commendation/)
"栽培データの不均衡性・時系列性を考慮した植物生理状態の推定"
佐藤 弘毅、藤浪 一輝、大石 直記、二俣 翔、峰野 博史
講演番号:7E-3
【概要】
本研究はデータの不均衡性を解消する手法CREAMERを改良し、時系列性を考慮した学習手法を提案しました。本改良手法を用いて、植物生理状態を表す光合成速度、蒸発散速度の推定を行いました。1D-CAEとMLPを組み合わせた実験器を用いることで時系列性を考慮し、不均衡性を解消する既存手法と比較して本改良手法の予測精度が高いことを定量的に示しました。
なお、本研究発表は「最優秀プレゼンテーション賞」も受賞しております。
参考:https://www.inf.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=154714
※本研究は、静岡県農林技術研究所ならびにJST創発的研究支援事業「マルチモーダルフェノタイピングによる適応型情報協働栽培手法の確立 (代表:峰野博史)」の支援を受けて実施されました。