2022.12.21第20回情報学ワークショップ (WiNF 2022) にて板東蓉子さん(荒木研)が奨励賞を受賞
お知らせ詳細
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Latency estimation for P-spline mixture cure model
板東 蓉子(静岡大学), 荒木 由布子(東北大学)
故障や病気への罹患などの“イベント”に対して,調査開始時点における被験者の様々な状態に基づいて調査開始からイベント発生までの時間を予測する生存時間解析では,調査対象を均一な性質を持つとみなしたハザードモデルがよく知られています.本研究では,研究対象集団の異質性を考慮し,さらに調査開始時の被験者の様々な状態と生存時間との関係性に,従来の仮定を緩めたより柔軟な統計モデルを考えました.このモデルにより,より現実に沿った分析が可能となることが示されました.
本研究はJSPS科研費20K11707 ( https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=20K11707 ) の助成をうけて実施されたものの1つです.