2022.10.18情報学専攻の松井雄作さんと西田昌史准教授が第21回情報科学技術フォーラム(FIT)にて奨励賞を受賞
お知らせ詳細
受賞した研究発表は以下の通りです。
〇松井 雄作,西田 昌史,綱川 隆司,西村 雅史,
"手話の読み取りに着目した手話学習支援システムの構築",
第21回情報科学技術フォーラム(FIT),K-002,pp.443-444,Sep. 2022.
【概要】
手話で会話する際は、話す能力と読み取る能力が必要であるが、従来の手話学習支援システムは話す能力に特化したものが多い。そこで、本研究ではお手本の手話を真似るシャドーイングに基づく手話の読み取りに着目した手話学習支援システムを提案、構築し、手話の定着度に関する分析を行い、有効性を明らかにした。
〇西田 昌史,鈴木 悠太,森野 智子,西村 雅史,
"食行動データベース構築に向けた口腔機能の分析に関する検討",
第21回情報科学技術フォーラム(FIT),J-007,pp.331-332,Sep. 2022.
【概要】
本研究では、様々な食材を対象に咀嚼及び嚥下音のデータベースの構築と分析を目指し、合計5チャンネルのマイクを用いて新たに男女若年者と義歯未使用の高齢者のデータ収集と咀嚼機能及び嚥下機能の評価を行った。分析の結果、コンビーフを食べる時に比べてコンビーフ+水のとき、高齢者は若年者に比べて咀嚼回数の変化が小さく、嚥下継続時間の変化が大きくなる傾向があるが、個人差が大きいことが明らかになった。
なお詳細については、以下をご覧下さい。
情報処理学会 情報科学技術フォーラム FIT奨励賞
https://www.ipsj.or.jp/award/fit-syorei.html