平成24年度の取り組み
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IT教育支援ボランティア活動 (V1)
地域連携推進室が学生を主軸として平成14年度から取り組んできたこのボランティア活動は、平成20年度から平成23年度までの期間にわたって行われた静岡大学の「多角的社会連携による自己発見教育推進事業」の取り組みを契機に、さらに深化するようになりました。その結果、情報学部の学生が情報学教育の特性を活かして、浜松市内の公立小中学校で、児童・生徒のコンピュータ学習をサポートするだけでなく、学生自らが「ボランティア活動を通して学び、成長する」体験学習という意味合いも色濃くなりました。
平成24年度は、4月26日および5月10日に前期ボランティア活動に参加する学生へのガイダンスを行い、6月から順次活動を開始しました。また、後期ボランティア活動は、前期から引き続き参加している学生に加え、新たな参加者を募集し、10月から順次活動を開始しました。平成24年度は、小・中学校6校に前後期合わせて19名の学生を派遣し、各学校のIT教育を支援しました。
IT講師補佐ボランティア活動 (V2)
このボランティア活動は平成21年度から始まりました。この活動はV1の実績を踏まえて生まれたものです。この活動は、浜松市教育センターが主催する幼稚園及び小中学校の教職員を対象とした教育工学研修会で、情報学部の学生が講師の補佐をするものです。これは演習形式の研修会で、ワープロソフトの他、表計算ソフトやプレゼンテーションソフトの使い方について受講生である教職員をサポートする活動です。この活動には計10名の学生が参加しましたが、現職の教職員の方々に教えるという活動に学生たちは緊張しながら臨み、精神的にも充実した時間を過ごしたようです。
公開講座『情報学アラカルト講座』の開講 (V3)
情報学部の文工融合教育の理念を学生の保護者の皆様、地域の皆様に広く知って頂こうと、11月10日開催のテクノフェスタ・情報学部保護者懇談会にあわせて開講したものです。講義内容は情報学部の文工融合教育をミニ体験できるように、情報学部の3プログラム制に対応する講演3つを企画し、受講者の皆様の興味に応じたひとつを選択していただく『アラカルト』形式の講座としました。
- ・講座1:「情報化時代における教養の崩壊について」(中尾健二 教授)
- ・講座2:「アンケート調査の結果はどの程度信用できるのか?」(山田文康 教授)
- ・講座3:「よりよい学びのための情報学」(小西達裕 教授)
前年度と同様にどの講演も好評でした。今年度(平成25年度)においても、テクノフェスタ・保護者懇談会と同日の11月9日に開催する予定です。
多くの方々のご来訪を教職員一同心待ちにいたしております。
なお、平成25年度においては次のような講演を予定しています。
- ・講座1:「21世紀における人間とカルチュラル・スペースの行方」(M.G.シェフタル 教授)
- ・講座2:「組織のヒューマンエラー」(高橋晃 准教授)
- ・講座3:「音声対話技術が拓く未来のコミュニケーション環境」(桐山伸也 准教授)
詳細に関しましては、順次、情報学部Webページ、その他広報を通してお伝えします。
浜松商工会議所ホームページ作成連携事業 (V4)
この活動は、学生に実践的な教育の場を提供するとともに、地域からの要請を視野に入れた、浜松商工会議所のホームページの一部の作成を通して地域貢献を図ろうとするものです。
平成20年度後期から平成22年度末までは、浜松商工会議所の仲介により、主に市内中小企業のホームページ作成を学生達が担ってきました。平成23年度からは、商工会議所のホームページの一部を作成しています。具体的には、杉山岳弘准教授(メディア情報学)の研究室と協力し、浜松市に関する産業・文化・歴史・行楽・イベント・生活といった情報を日めくりカレンダーとして掲載するプロジェクトを立ち上げ、「浜松365」と呼ばれるWeb上の日めくりカレンダーを製作しました。平成24年度は「浜松365 Next はままつKomachi」へとバージョンアップし、地元企業の知名度アップやブランド化、サービス業の活性化を目指して、その日に由来のある、地元企業等の看板従業員を「Komachi」と名付け、制服姿の写真と企業のPR、Komachiのお勧めのサービス業を紹介しています。本プロジェクトは浜松商工会議所の発案によるものですが、企画進行やドキュメントの作や取材などは学生が主体となって進めました。学生達は、一連の制作作業を通じて社会的責任の重さを実感したようです。