2023.03.22情報処理学会 第85回全国大会にて、5名の情報学部学生が学生奨励賞を受賞
お知らせ詳細
各学生が受賞した研究発表は以下の通りです。
(以下、発表順)
○小野坂捺(静岡大),内海智仁(ヤマハ発動機),峰野博史(静岡大)
4Q-03 フォトグラメトリを用いた収穫前ワインブドウ房の体積推定手法の評価
【概要】
本研究ではワインブドウ圃場の画像データからフォトグラメトリを用いて構築した3D点群に対して、表面形状を復元して体積を高精度に推定する手法を提案し、その有用性を定量的な評価によって分析した。
○鈴木健太,山本泰生(静岡大)
5U-04 Group DROによる行動分節化モデルの堅牢性能改善の実証的評価
【概要】
本研究では、部品組立作業の行動分節化の問題を対象とし、分布シフト問題におけるGroup DROの可用性を検証した。様々な要因によりデータに分布のズレが生じ、ベースラインモデルではデータにより精度が低い場合がある。そのため、Group DROにより行動分節化モデルの汎化性能がどれ程改善するかを調査した。
○島田拓人,足立 量,小池 誠(静岡大),小川 晋(大和コンピューター),峰野博史(静岡大学学術院)
6ZB-03 マルチモーダルデータを用いたメロン網目形成過程の分析
【概要】
本研究ではメロンの網目形成の良し悪しを分析することを目的に、網目形成過程の定量化手法を検討し、収集した環境データと画像データを統合したマルチモーダル時系列データから網目形成過程の分析を行った。
○西川大貴,西田昌史(静岡大),渡辺哲也(新潟大),綱川隆司,西村雅史(静岡大)
1ZM-02 視覚障がい者を対象とした漢字辞書のWebシステムの開発
【概要】
本研究では、語彙数を増やして漢字辞書のWebシステムを開発することで、視覚障がい者が広く利用できるようにした。また、従来は漢字辞書を用いた視覚障がい者による評価ができていなかったため、視覚障がい者による評価実験を行った。
○中村拓人(静岡大),伊藤隆浩,北 義子(武蔵野大),西村雅史(静岡大)
1ZM-06 聴覚障害理解のための VR 環境音学習システムの開発と評価
【概要】
本研究では、オブジェクトが近づいてくる映像を用いた聴覚障害理解のための VR 環境音学習システムの開発を行った。健聴者は難聴の体験を行うことができるため、まずは健聴者を対象に本システムの評価実験と音を認識してから音源定位を行うまでの時間を分析した。
なお詳細については、以下をご覧下さい。
情報処理学会 全国大会 学生奨励賞
(http://www.ipsj.or.jp/award/taikaigakusei.html)