Features 情報学部の特長

静岡大学情報学部は、日本の国立大学で初めての情報学部です。創設以来掲げる「文工融合」のコンセプトは、情報学のアウトプットをいかに社会に接続するかが求められるこれからの社会において、ますます必要となる方針です。このページでは、そうした情報学部の魅力をさまざまな角度からコンパクトにご紹介します。

国立大学初の情報学部

日本の国立大学で最も早く創設された情報学部

静岡大学情報学部は、1995年に日本の国立大学で初めての情報学部として創設されました。工学系の情報科学科と、新たに開設した文科系の情報社会学科の2学科でスタートし、「文工融合」の情報学を発展させてきました。また、2016年度には、新たに行動情報学科が創設され、情報科学科、行動情報学科、情報社会学科の3学科体制となりました。

情報学部 沿革

設置 学部 大学院
前期(修士)課程 後期(博士)課程
1971 工学部 情報工学科
1975 工学研究科情報工学専攻
1976 電子科学研究科 電子応用工学専攻
1987 工学部 情報知識工学科
1991 工学研究科 情報知識工学専攻
1995 工学部 知能情報工学科
1996 情報学部 情報科学科 / 情報社会学科 理工学研究科 計算機工学専攻 理工学研究科 システム工学専攻
2000 情報学研究科 理工学研究科 設計科学専攻
2006 創造科学技術大学院 情報科学専攻
2015 総合科学技術研究科 情報学専攻
2016 情報学部
情報科学科 / 行動情報学科 /
情報社会学科

未来の高度情報社会を見据えた
「文工融合」の人材育成

3つの学科は、コンピュータ科学、情報サービス設計、情報社会デザインという中心テーマを持ちながらも互いに連携し、技術の観点(情報科学科)から、データやサービスの観点(行動情報学科)から、社会や人の観点(情報社会学科)から、文工融合の情報学を教授し、高度情報社会をリードする多様な人材を育成しています。

進化する情報学をカバーする3学科

最先端テクノロジーを学ぶ「情報科学科」

情報科学科では、AIやIoTをはじめとするICTや数理から脳・認知に至る最先端テクノロジーを学ぶことができます。

情報科学科

データやサービス構築を学ぶ「行動情報学科」

行動情報学科では、新時代の情報システムを戦略的に構築するデータサイエンスや情報マネジメントを学ぶことができます。

行動情報学科

社会や人の観点から学ぶ「情報社会学科」

情報社会学科では、SNSなどの情報メディアや社会コミュニティの調査・分析を通して情報社会デザインを学ぶことができます。

情報社会学科

理系型や文系型も含む多様な入試

情報社会学科、行動情報学科は文系型での受験が可能

たとえば一般入試(前期・全学科)では、理系型(情報科学科/行動情報学科)、文系型(情報社会学科/行動情報学科)どちらでも受験することができます。

  • 現代文B・数学I・数学Bを融合した総合科目による一般入試(前期・行動情報学科)
  • 共通テストの成績の比重が高い一般入試(後期・情報科学科)
  • 個別学力試験の成績の比重が高い一般入試(後期・情報社会学科)

その他、推薦や総合型選抜入試など多彩な選択肢

  • 学力・人物・能力・適性重視を評価する推薦入試(全学科)
  • 専門学科および総合学科出身の高校生のための総合型選抜入試(情報科学科)
入試のポイント

世界とつながる豊かな国際交流

31カ国、97の大学・研究機関との交流協定

静岡大学では教育・研究に関するさまざまな面で、海外の大学と盛んに交流を行っています。2024年現在、北米・欧州・アジア太平洋諸国の31カ国、97の大学・研究機関との交流協定を結んでおり、教育・研究の両面における国際化をはかっています。また、米国・カナダ・韓国の3カ国においては、夏季短期留学制度において単位認定を行っています。

海外の研究室と交流する「研究室国際交流プログラム」

海外の大学と研究室単位で交流を行う海外研究室交流プログラムです。海外の研究室との合同によるワークショップでの発表など、さまざまなソーシャルイベントを行っています。

国際交流

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