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タイミング学習における「身体部位特異性」―読売新聞、マイナビニュースで紹介(松村圭貴さん・宮崎真研)
情報学部情報科学科の宮崎真研究室 (筆頭著者:松村圭貴) の研究成果が,ネイチャー・パートナー・ジャーナル (npj) の学習科学専門誌で刊行され,読売新聞とマイナビニュースで紹介されました.
▶論文刊行情報
Matsumura, Roach, Heron & Miyazaki. Body-part specificity for learning of multiple prior distributions in human coincidence timing. npj Science of Learning 9, 34 (2024).
https://www.nature.com/articles/s41539-024-00241-x
(上記のサイトで,無料で閲覧できます)
▶報道
読売新聞2024年5月3日朝刊21面
タイミングのコツ 解明 静大・宮崎教授 脳の仕組み 研究発表
マイナビニュースTECH+ 2024年5月8日配信
静岡大、ヒトの脳が行っている「ベイズ推定」のより有効な活用方法を発表
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20240508-2941818/
▶研究成果の概要
この研究は,タイミング学習における「身体部位特異性」を明らかにしました. この身体部位特異性に基づけば,たとえば『速球に対しては手,遅球に対しては足』といったように,球種に応じて異なる身体部位でタイミングを刻めば,球種の違いに応じた効果的な打ち分けが可能となることも予想されます.本成果は,スポーツ技能の向上法の提案やスポーツ選手の優れた技能の秘訣を解析するための基盤知見となることが期待されます.
▶著者
松村圭貴 (静岡大学大学院総合科学技術研究科情報学専攻2022年3月修了)
Neil W. Roach (School of Psychology, University of Nottingham, Nottingham)
James Heron (School of Optometry and Vision Science, University of Bradford, Bradford)
宮崎真 (静岡大学学術院情報学領域)
▶プレスリリース資料
https://www.shizuoka.ac.jp/news/detail.html?CN=10023
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👉宮崎真研究室 (情報学部情報科学科)
http://lab.inf.shizuoka.ac.jp/miyazaki-makoto/
👉Researchmap (宮崎真)
https://researchmap.jp/miyazakimakoto/