2025 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications and Signal Processing (NCSP) にて西田研究室修士2年の竹内麻衣さんがStudent Paper Awardを受賞しました。

著者：Mai Takeuchi, Kazuhiro Tsuga, Mineka Yoshikawa, Masafumi Nishida, Masafumi Nishimura

タイトル：Automatic Chewing Ability Assessment Using a Self-Supervised Learning Model

概要：咀嚼能力の定量的評価は医療において必須である。グルコース含有グミの使用などの現在の方法は、測定上の課題に直面している。これらの課題を解決するために、これまでの研究ではグミ咀嚼音に基づいて抽出されたグルコース量を推定する技術を導入した。本研究では、精度を向上させるために、wavLMと呼ばれる大規模自己教師あり学習モデルを用いて改善に取り組んだ。シミュレーションデータの検証にて、一次元畳み込みニューラルネットワークと組み合わせたwavLMのエンコーダ出力を用いて、顕著な精度改善を実証した。