- 受賞
永井優多さん(情報科学科),下口泰輝さん(情報学専攻)がDICOMO2025で優秀プレゼンテーション賞,ヤングリサーチャー賞を受賞
2025年6月25日- 27日,福島県は母畑温泉,八幡屋で開催された情報処理学会「マルチメディア,分散,協調モバイル(DICOMO2025)シンポジウム」にて,峰野研究室の情報学部情報科学科4年生の永井優多さんが「優秀プレゼンテーション賞」,総合科学技術研究科情報学専攻修士1年生の下口泰輝さんが「ヤングリサーチャー賞」を受賞しました.(https://dicomo.org/commendation/)
受賞した研究発表は以下の通りです.
●優秀プレゼンテーション賞
講演番号:7E-2
発表者 :永井 優多
共著者 :宮崎 亮 (産業技術総合研究所), 野村 祐一郎, 峰野 博史 (静岡大学)
題目 :Keypointに基づくミツバチの行動定量化手法の提案
【概要】
昨今の環境問題・SDGs意識の高まりを背景として,サトウキビの代替品としてのハチミツの利用価値が高まっており,それに伴う養蜂などの需要が増加している.しかしながら,巣箱の中で起こっている事象などミツバチの生体については未だブラックボックス状態である点が多い.本研究は,Keypointの検出技術を社会性昆虫に用いることで,その特異な行動の追跡や個体識別の実現を目的とする.本稿ではミツバチを対象とし,CNNから得られた Keypointの集まりから個体の構成・追跡・行動分析を行った.個体の構成には DeepLabCut・YOLO(You Only Look Once)を用い,追跡手法ではSORT(Simple Online and Realtime Tracking)を参考にしたカルマンフィルタ及び,OKSの計算結果を用いた手法を考案した.結果として各個体のKeypointが事前学習の正解データと同等に誤り無く構成されている場合では,追跡可能なフレーム数が既存手法であるSORT・DeepSORTを上回わることを確認した.さらに,個体ごとに定量的な行動を巣穴の状態と結びつけ,各種の行動認識・個体追跡ができることを確認した.
● ヤングリサーチャー賞
講演番号:3E-3
発表者 :下口 泰輝
共著者 :大川 颯己, 中根 睦仁 (静岡大), 眞田 慎, 黒田 剛士, 内海 智仁 (ヤマハ発動機), 野村 祐一郎, 峰野 博史 (静岡大)
題目 :ラベル正確性を重視した農業用生成データ拡張手法の評価
【概要】
効率的な生育調査のためには枝の節を対象としたKeypoint検出による成長解析を行うが,検出モデルの高精度化には大量の教師ラベル付きデータが必要である.先行研究では,物体検出用のラベル情報に沿って画像生成を行うControlNetを用いた生成データ拡張手法が提案され,Keypoint検出モデルの性能評価により有効性が示された.しかし,生成された画像のラベルが不正確であるという課題があり,より正確なラベルをもつ生成データ拡張手法が求められている.そこで本研究では,ControlNetの発展形であるMulti-ControlNetを用いて画像を生成し,画像生成時の入出力画像を用いて生成画像を選別することで,ラベル正確性を重視した生成データ拡張手法を提案する.先行研究と同条件で定量評価を実施し,2.5ポイントのKeypoint検出精度向上を確認した.また,実験により明らかとなった新たな課題についても追加実験を実施し検証した.
優秀プレゼンテーション賞
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ヤングリサーチャー賞
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