お知らせ

2026.9.20
  • 受賞

守山 凜さん・若林 遥大さん (遠山研究室) が情報処理学会 情報教育シンポジウムで学生奨励賞を受賞

大学院総合科学技術研究科情報学専攻2年の守山 凜さんと,同専攻1年の若林 遥大さん(いずれも遠山紗矢香研究室) が,情報処理学会コンピュータと教育研究会 情報教育シンポジウム2026 (SSS2026) で学生奨励賞を受賞しました.

■ 守山 凜さん

発表タイトル:高専でのプログラミング教育における知識構成型ジグソー法の効果検証

著者:
守山 凜(静岡大学大学院総合科学技術研究科情報学専攻)
川戸 聡也(米子工業高等専門学校)
遠山 紗矢香(静岡大学大学院総合科学技術研究科)

本研究では,学生の主体的な学習参加を促す授業設計として,知識構成型ジグソー法を取り入れた協調的なプログラミング授業を高等専門学校3年生37名に対して実施し,概念的な理解の深まりにどのような影響を与えるのかを検証しました.授業中の記述内容および授業前後の理解度テストの結果から,C言語のポインタや構造体の概念的な理解に対して本手法が有効であることが示唆されました.また,理解度テストのスコアが向上した学生のグループでは,建設的な対話が交わされていたことが明らかになりました.

書誌情報:
守山凜・川戸聡也・遠山紗矢香 (2026). 高専でのプログラミング教育における知識構成型ジグソー法の効果検証. 情報教育シンポジウム2026論文集, pp.396-400.

■ 若林 遥大さん

発表タイトル:協調学習における対話プロセスの可視化と自己分析を支援する音声収集・分析システムの提案

著者:
若林 遥大(静岡大学大学院総合科学技術研究科情報学専攻)
川戸 聡也(米子工業高等専門学校)
遠山 紗矢香(静岡大学大学院総合科学技術研究科)

本研究では,協調学習における対話のプロセスを日常的に記録し振り返ることを可能にする,Webベースの音声収集・分析システム「こえひろい」を提案しました.グループにつき1台の個人端末で録音できる簡便な操作性と自動でのデータ回収により,導入・運用の負担やデータ消失のリスクを軽減しています.さらに,自動での話者識別が難しいという技術的な制約を活かし,学習者自身が文字起こしや分析結果の話者を判別する作業を,自らの発話や議論への関与を客観的に捉え直すリフレクションの機会として位置づけました.

書誌情報:
若林遥大・川戸聡也・遠山紗矢香 (2026). 協調学習における対話プロセスの可視化と自己分析を支援する音声収集・分析システムの提案. 情報教育シンポジウム2026論文集, pp.266-273.
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