Faculty / Laboratory 教員・研究室

情報社会学科 近藤 真教授

専門分野 言語学
主な担当科目 言語コミュニケーション論、言語理論特論

「ミニマリストプログラムに基づく寄生空所構文、ATB構文の統語論的研究」
一般的なwh疑問文は、疑問詞(wh句)とそれに対応する空所が1対1の関係にある。例えば、”What did you buy?”というwh疑問文では、目的語を必要とするbuyの目的語位置が空所になっており、これに対応するwhatが文頭に位置している。いっぽうで寄生空所構文とATB構文は、1つのwh句に対して、それに対応する空所が複数存在する。
“Which file did you file before reading?”という寄生空所構文では、文頭のwhich fileがfileの目的語位置とreadingの目的語位置の空所に対応していると解釈される。また、”Who does John love and Mary hate?”というATB構文では、文頭のwhatがloveの目的語位置とhateの目的語位置の空所に対応している。wh句と空所が1対多の関係になっているこれらの構文では、通常のwh疑問文では観察されない様々な特徴が存在している。それらの特徴を、ミニマリストプログラムの枠組みに基づいて分析するとともに、両構文の特徴を統一的に説明することを目指している。

近藤研究室

自然言語の統語論的研究と言語学的知見の自然言語処理技術への応用

近藤研究室では自然言語の統語論的研究と、それらがもたらす言語学的知見の自然言語処理技術への応用という二本柱で研究を行っています。近藤自身はミニマリストプログラムの枠組みに基づいて、自然言語の統語論に関する研究を行うとともに、学内外の共同研究者とともに自然言語処理システムの開発に言語学の立場から参加しています。近藤研究室の卒業生・修了生は、これら二本柱のいずれか一方に関するテーマで卒業論文や修士論文執筆のための研究を行っています。自然言語の研究では、日本語のテ形節の特徴に関する分析、自然言語処理技術への応用というテーマでは、非母語話者と対象とした日本語教育用対話訓練システムの開発に関するテーマなどで卒業論文・修士論文の研究が行われてきました。
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近藤 真教授

専門分野

言語学

主な担当科目

言語コミュニケーション論、言語理論特論

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