情報科学科 宮崎真教授
専門分野
認知・脳科学,人間情報学,スポーツ科学
主な担当科目
心理と行動I, 心理と行動II, 知能科学
認知・脳科学研究室
人間の知覚・認知・運動行為を織り成す脳の仕組み探る
本研究室では、心理物理学的計測、脳機能計測 (機能的磁気共鳴画像、脳波、経頭蓋磁気刺激など)、数理モデリングを用いて、人間の知覚・認知・行動を織り成す脳の仕組みを探求しています。現在、「不確定性」、「時間」、「身体」、 「乗り物」、「バーチャルリアリティ (VR)」、そして『スポーツ』といったトピックを軸に基礎研究を進めながら、産業、医療、教育分野との連携を推進/展望しています。
▶不確定性
私達の生活する実環境は変動に満ちています。本研究室では、ベイズ推定モデルに基づき、私達の脳が、その変動からもたらされる不確定性をどのように克服し、精緻で安定した知覚、認知、運動行動を実現しているのかを探究しています。その機序や原理が明らかとなれば、『スポーツ』の効果的なトレーニング法やヒューマンエラー防止技術などの発展ための基礎知見となることも期待されます。
▶時間
時間は、日常の多様な局面で私達の心的・身体的活動に関わっています。その多様な時間スケール (日、時間、分、秒) に応じて、関与する脳部位も異なると考えられています。現在、本研究室では、そのうち、『スポーツ』などの日常行動のなかで必要とされる短時 (e.g., 数秒以下) の情報処理に焦点を当て、研究を進めています。また、ポストディクションと呼ばれる知覚の時間逆行作用を手がかりに知覚が意識に上るまでのプロセスも探求しています。
▶身体
私達は身体運動を介して環境と相互作用します。そして、その背景では、身体知覚も柔軟に変化しています。本研究室では、その身体知覚の適応性の神経機序を探究しています。また、"道具の身体化" をコンセプトに、使い易い『スポーツ』用具や義肢の開発などへの研究成果の応用も目指しています。
▶乗り物&VR
乗り物酔いやVR酔いは、過去の経験に基づく感覚情報と乗り物という拡張した身体や拡張現実の世界を介して得られる感覚情報との不一致によって生じる一過性の神経機能不全と考えることができます。乗り物酔いやVR酔いを低減する手法の開発を通じて、人間の知覚の予測・適応メカニズムを探求しています。
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宮崎真教授
専門分野
認知・脳科学,人間情報学,スポーツ科学
主な担当科目
心理と行動I, 心理と行動II, 知能科学

